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2023年10月20(金) from clothesの活動に共感した「SDGsの探究学習の一環」として取り組む貝塚市立第五中学校の生徒さんたちに来店いただきました!

2023年10月20日(金)10時よりSDGsの探究学習の一環として取り組んでおられる貝塚市立第五中学校の生徒、男子3名、女子3名、引率の先生と7名がFrom clothesの活動のお話しを聴きにいらっしゃいました。
やはりファッション好きなのは女子なのかしら? 質問は、女子中心に進行しました。
みなさんからのご質問
- 問1
- from clothes (フロムクローズ)という名前の由来は何ですか?
- 答え
- SDGsの中でのファッションのゴミ問題が世間で取り沙汰されてきた中で、私たちは「服からSDGsを変えていきたい」という思いから「from clothes=服から」いろいろなことを変えていこう!と付けられたブランド名です。
- 問2
- 知り合いから服を託されてここで売っているという記事を見たのですが、ここにある服、全てそうなのですか?
- 答え
- 最初は知り合いの方でしたが、昨年NHKをはじめ、多くのメディアで取り上げられたことで全国の方からご提供いただいてます。
例えば、亡くなられたご両親などが今まで大切にしてきた服を捨ててしまうのは忍びない・・・
誰かに着てもらえるのであれば、喜んで提供します!とおっしゃっていただいてます。
お店の中にあるすべての服がそのような思いでご提供された服です。愛の籠っている服ばかりです。 - 問3
- ご自身の昔の服とかを売ったりとかはしましたか?
- 答え
- もちろんです。
たくさんの服を着てきて、この活動をしてからはオーダーで作ったものを提供しています。 - 問4
- お店を全国展開しようと思ったことはありますか?
- 答え
- お店を全国展開というより、全国にfrom clothesの活動に共感する人たちを増やしていきたいと考えています。そうすることで多くの方の家のタンスに眠る服たちを回収することができるからです。一度捨ててしまったものは、二度と元に戻ることはないのですからね。同じ思いの方たちとこの活動を広げることができたら最高ですね。
- 問5
- from clothesさんは「服をつくらない服や」とSDGsを意識した取り組みをしていらっしゃいますか、大量生産している服やさんは、どう思いますか?
(可愛い服を売っている大量生産のお店もあり、そこで買うときもあります。そう言ったところは良いとは思うのですが・・・) - 答え
- アパレルの世界でもSDGsに対しての取り組みは進んでいます。多くのアパレルが独自の回収やリサイクル、リメイクをして再販しています。
デザイナーの私としては、今まではただ服のデザインだけをしていたら良かった時代から、その先を考える時代になってきたように思えます。
SDGsの17の目標の中で「12番目の目標」=「つくる責任、つかう責任」がありますが、今後作る人たちは「つくる責任、つくったあとの責任」も考えてデザインも素材も販売もしていくことも考えて行動していくことが大切なのだと感じています。
最初、固くなっていた生徒さんも質問をし始めると、いろいろなことをおしゃべりしてくださいました。
今回の訪問に対して「どうやってfromを見つけたんですか?」の私たちの質問に「SDGs 12」というワードで検索してfrom のHPを見つけたそう。
これは、私たちにとっても、とても大きな発見でした。これからSNSで発信をしていく中でのキーワードにもなる発見でした。
質問事項が終わり、
「ここにある服を見せてもらっていいですか?」(服についているタグなどを見ながら)で試着大会に!!
試着する中学生は本当に楽しそうでした。コートを着た女子中学生は「欲しい!」と。
みんなカッコよく、可愛くスタイリングできました。
きっと、5年後にはfromのお客様ですね〜
思い出のタグを読んで「きゃぁきゃぁ」言ってたり。
服を試着するまでとあれこれ着てみてからの表情ががらりと変わっていくのも素敵な光景でした。
最近では、若い人たちでも自己肯定感が低くて、自分に自信のない人も多く、ましてや自分のことを好きになれない、と聞きますが、こうしてキラキラ輝くような笑顔をしながら服を着ている生徒さんたちを見ていると、やはり「ファッションは楽しい!」「ファッションで人は輝く!」を実感感させてもらえるひとときでした。
訪問から1週間して、素敵なお手紙が届きました。
服を通して、モノを大切にする心とモノに感謝できる気持ちを大切にしていっていただきたいと願っています。